2013年5月10日金曜日

追想


夏日和。




連休も終わって
街の空気も通常通りに戻っている感覚

背中が焼けるくらいの日射し

直射日光に少しずつ怯える様になるお年頃


色々 細かく 勝手に 大変だ





デビュー当時
清楚で荘厳な曲が 出す度にヒットしていた ある歌い手

数年前から
かなり度肝を抜くようなメイクと言動で
違う意味で話題になっているようで

歌っている曲も おお・・そうですか・・
と 感想をすぐに思いつけないようなものもあったりして。

久々にYouTubeで過去の曲を聴いてみたけれど
やっぱりいいんだよな



また ある違う歌い手も
ソロからバンドになって
今までの自分の敷かれていたレールを批判する曲を歌い出す。




最初についたイメージが商品価値となって
それが弾けた途端に
真逆な方向へ向かいたくなるのは ある意味自然なことなのかもしれない


「本当にやりたかったことはコレなんだ」
っていう実感。

でも 世間が自分を認知してくれた過去は
それとして受け止めたままでもいいんじゃないのかな
なんて思ったりもする
(勿論 そうである方もいると思いますが)


それだけ多くの人達に自分の歌を知られ
愛されたという事実は 本当に羨ましく思う


アタシはデビューしても
思うような結果を出せないままで
結局 自分を支えてくれた人達を裏切っているような思いで
耐え切れなくなってしまった


その時アタシも結局

「自分のやりたいことはなんだったっけ?」
と立ちすくんだりもして。



歌いたいことを「歌」にするって本当に難しい
でも今は
何も躊躇わずに 歌えてきている気がする


それでもまだまだ 足りないことばかり





そんなこんなで10年も経ってしまったんだな


フナクボノボヤキ。














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フナクボ香織 エレキギターを弾き語るオンナ